1級管工事施工管理技士の勉強をしていて、「天空日射」と「直達日射」という言葉が出てきた。
最初は、
「日射の種類の話ね」
くらいにしか思っていなかった。
直達日射は、太陽から直接届く日射。
天空日射は、大気中で散乱されて空から届く日射。
オゾンや水蒸気、大気中のちりなども関係してくる。
ここまでは分かった。
でも、
「これって何のために計算するんだ?」
と思った。
そこで考えてみた。
ビルには大きな空調機がついている。
あれって、どうやって「この空調機をつければ大丈夫」と決めているんだろう?
そこで「冷暖房負荷」という言葉につながった。
建物の中には、いろいろなところから熱が入ってくる。
太陽の日射もそうだし、人がいることでも熱が出る。
照明やパソコンなどの機器からも熱が出る。
外気が入ってくれば、その外気による熱の影響もある。
そういうものを計算して、
「この建物では、これくらいの熱を処理しないといけない」
というのを求める。
そして、その結果をもとに空調設備の能力を決める。
つまり、
天空日射・直達日射
↓
建物に入ってくる日射による熱
↓
冷暖房負荷
↓
必要な空調能力
というふうにつながっている。
最初は「天空日射って何?」から始まっただけなのに、調べていったら、最後はビルに設置されている空調機の大きさを決める話につながった。
資格の勉強をしていると、こういうことがたまにある。
問題に出てくる言葉を覚えるだけだと、
「なんでこんなこと覚えるんだ?」
となる。
でも、その言葉が実際の仕事や設備とつながると、
「ああ、だから計算するのか」
となる。
今回も、天空日射と直達日射がただの太陽の話ではなく、空調設備を選ぶための計算にもつながっていると分かって、少しスッキリした。

コメント